むやろぐ

文房具、手帳、本についてなんとなく書いてます。

【読了】「学びを結果に変える アウトプット大全」樺沢紫苑著

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

ここ最近、バレットジャーナルも、日々の記録をノートに記入することもうまく出来ないでいました。

何が原因かよく分からず、日々模索するもののノートは真っ白。

本を読んでもうまく集中できず、八方塞がりで困り果てていました。

数日前、本屋さんのベストセラーの棚を確認していたところ、興味を引かれて手に取ったのがこの一冊。

最初からチラリとめくったら、衝撃が走った。

 

「インプットよりアウトプットの方が重要」

 

まじで?!

確かにアウトプットも重要だとは知っていて、本を読んだら感想をメモしたり、セミナーやオフ会に行ったらまとめは作っていました。

まさか、もっとやらないと身につかないの??

もしかしたら、今の何も出来ない停止した状況を変えられるかも!と思ってそのままレジに持って行ったのです。

 

勉強する、本を読む、映画を見る、セミナーに参加する等々。

何かを「インプット」した後は、感想や気付きをすぐに紙に書く、誰かに話すなど、2週間以内に3回以上「アウトプット」しないと記憶に定着しない。

かつ、記憶に定着したとしても、そこから行動に移さないと自分自身には変化は起こらない。

更に、行動した結果を振り返って「フィードバック」し、またインプットする。

これらの「インプット」「アウトプット」「行動する」「フィードバック」を順番に回して初めて身につく。

 

これを読んで、愕然としました。思いもつかなかった。

本を何回か読んでまとめるのは大切だと思っていたけれど、行動してフィードバックまでして、ようやく自分が成長するとは!!

ものすごく納得がいきます。

それに、勉強するには、教科書:問題集=3:7の割合で、間違っても問題を解く。

間違った部分はどうして間違ったのかを調べ直して、また問題を解くことを繰り返した方が、圧倒的に身につくのだそう。

「中学、高校の時にこれを知ってれば、勉強がどんなに楽しかっただろう」と、悔しくなりました。

だって、勉強好きでも嫌いでもなかったけど、暗記がものすごく苦手で、よく考えたら「勉強のやり方」を知らなかったから!!

今すぐ中1の自分に、毎日の勉強の仕方と1日の過ごし方を教えに行きたい。

悔しい!

そしたら、もっと可能性が広がっていたかもしれないんだもの!

でもそれは出来ないから、今からやる!と、早速感想をノートに書き、このブログを書いてアウトプットしています。

 

本書は、「話す」「書く」「行動する」について、ビジネスの例を元にいくつもの実践方法が書かれています。

ひとつの項目につき2~4ページで文章と図解入りと、サクサク読めるようになっていて忙しくしていてもどんどん読み進められます。

実際にやってみるときの辞書的な使い方も出来そう。

話し方のコツ、書くときのポイントだけでなく、自分のメンタル面のケアや、人と上手に付き合うためのテクニックとしても使えることも多く含んでいます。

私がすでに手帳や実生活で使っていた技も、こう使うとよりいいなと思えることが明記されていたので、更にレベルアップできそうです。

特に、健康について記録する方法、日記を書く、ブログを書く、SNSで発信するはすぐにできる。

読み終えた直後から、早速試していていつもより楽しい。

更に、「手帳や文房具について、同人誌でいいから本を作りたいなー」とぼんやり考えていたけれど、本を書くための方法もあり、これもやってみることにします。

次のバレットジャーナルのプチオフ会にも、取り入れたいことがあったり、本当にたくさんのやりたいことが頭の中でいっぱい。

ちゃんとリストアップして、行動に移し、フィードバックすることから始めます!